救急救命センターの看護師求人
求人を探すときはハローワークや求人サイトを利用する方が多いと思います。
当サイトでは、「救命センター」もしくは「救急外来」で求人検索ができるサイトと各サイトの求人数を調べました。
求人サイトへ登録するか迷っている方は参考にしてみてください。
救急救命センターの求人数比較
意外にも単語での検索ができないサイトが多いです。
以下の求人サイトでは検索項目に「救命センター」や「救急外来」があり、簡単に救命センターの求人が探せます。
尚、検索件数は「非公開求人」を除いた検索結果です。
ナースフル
年間200万人の転職希望者が利用するリクルートグループの看護師サイトです。
リクルートというだけあって求人数が多く、比較的大きな病院など環境の整った優良求人が多い。
一歩引いたサポートをする印象があり、すぐ転職ではなく、どんな求人があるか知りたい方に最適です。
検索項目 | 救急外来 |
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救急救命センターの求人数 | 93件(2014年10月時点) |
求人紹介の地域 | 全国 |
マイナビ看護師
全国に支店があり、地元密着の営業をしているため地方の病院やクリニックの求人も豊富。
地方で救命の求人を探す方に最適です。
ただし、公開求人には救命センターの求人は少ない。
検索項目 | 救急外来 |
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救急救命センターの求人数 | 12件(2014年10月時点) |
求人紹介の地域 | 全国 |
ナースではたらこ
24時間対応やコンサルタントとは別の相談窓口があるためスピードのある転職が可能。
人によっては早過ぎると感じることもあるが、とにかく早く転職したい方に最適です。
ナースではたらこ経由で転職をするとお祝い金ももらえます。
検索項目 | 救命救急センター |
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救急救命センターの求人数 | 30件(2014年10月時点) |
求人紹介の地域 | 全国 |
看護Roo
東証二部の上場企業が運営する看護師求人サイト。
求人サポートの地域は少ないが中小から大手まで求人数は多い。
退職までサポートしてくれるため初めて転職をする方に最適です。
検索項目 | 救急外来 |
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救急救命センターの求人数 | 129件(2014年10月時点) |
求人紹介の地域 | 関東、関西、東海 |
上記の求人数は公開求人のみです。非公開求人は全体の約4~6割となっています。
求人サイトのQ&A
求人サイトの登録は躊躇する方もおりますが、使うと本当に便利です。
以下に初めて利用する上で疑問点などをピックアップしてみました。
求人サイトのシステムは求職者からではなく採用する側(病院やクリニック)から紹介料を受け取っています。
もう少し具体的にいうとサイト経由であなたが入職すれば病院から求人サイトに紹介料が支払われます。
その金額は一般的には年収の3~4割といわれています。
これは看護師だからではなく、技術者、経理、人事、営業などほとんどの職種で同様のシステムになっています。
強要することはありませんが、ゴリ押しをするコンサルタントはおります。
そういったことが不安であれば、コンサルタントの変更ができるシステムのあるサイトを利用しましょう。
「ナースではたらこ」と「看護のお仕事」ではコンサルトは別の窓口があります。
どちらも24時間体制のためいつでもウェブフォームから変更できます。
求人サイト経由は費用がかかるため不利と思う人もいると思います。
実際にそういった部分は少なからずあるでしょう。
例えば、AさんとBさんで迷ったときに、Aさんは求人サイト経由で、Bさんが一般応募ならBさんを採用すると思います。
しかし、求人サイト経由の場合、面接や履歴書対策であったり、病院が採用する傾向などを事前に知ることが出来ます。
簡単にいえば選考を有利に進めることが出来るため一長一短といえます。
これは地方になると本当です。
関東や関西、東海、その他には北海道、広島、福岡に関してはそんなことはありません。
地方になると県庁所在地を除くとハローワークの方が求人数は多いです。
また、ほとんどの求人サイトが支店をもたないところが多いため病院の情報も少ないです。
地方で求人を探す人にとっては、マイナビ看護師とナースではたらこを除けば登録するメリットは少ないです。
尚、マイナビやナースではたらこでも一部の地域には支店がないため登録前に確認をしておくと良いですよ。
ハローワークでもインターネットからも求人が検索可能です!
ただし、単語での検索はできないため1件1件開いて詳細をみる必要があります。
自分で探すよりはハローワークで職員に伝える方が楽です。
ただし、ハローワークの職員は看護師に詳しいわけではないので、自分にあった求人を紹介されないこともあります。
ここは求人サイトと同じように対応者次第というところがあります。
登録後は面談があるため電話もしくはメールで連絡があります。
以下は登録後の流れになるので参考にしてください。
- ウェブサイトで登録(ほとんどのサイトが1分で登録できます)
- コンサルタントと電話or対面で面談(経歴や希望条件を伝える)
- 求人紹介を受ける(ほとんどは面談当日に求人を紹介されます)
- 希望の求人へ応募(希望先の面接対策や履歴書対策をサポート)
- 面談日(コンサルが同行するケースも多い)
- 合格ならコンサルが条件交渉し、希望の条件なら入職です
救命センターで必要な看護師のスキル
救急救命センターは、生命の危機に瀕している重篤な患者さんを受け入れる特殊な環境で仕事をすることになります。
病気を治すため、命を守るため看護するという点は、もちろん病棟勤務や外来勤務の看護師も同じですが”救急”という点が大きく異なります。
分からないことを先輩看護師に聞く悠長な時間はありません。
また、時には医師の指示だけではなく自分で判断して看護を行わなくてはいけないこともあります。
そのため看護師としての経験や実績が豊富というのはもちろんですが、もう一つ重要なのがあらゆる診療科目の知識です。
救急救命センターは、外来のように内科や外科、循環器内科などのように診療科目がきっちり分かれているわけではありません。
施設にもよりますが、多くの場合あらゆる疾患や外傷を取り扱うため、神経内科や脳外科、心臓外科、整形外科などさまざまな診療科目に関しての技術や知識が必要になります。
また、いろいろな状況に瞬時に対応していかなくてはいけないので、広く浅くではなく、広く深い技術と知識を持っておくことが重要になります。
技術+体力+強い気持ちが必要
救命センターは、一般病棟では扱うことのない人工心肺装置や血液透析の機械、最新の医療機器が揃っているので、取り扱う機器に関しての知識もなくてはいけません。
さらにこういった機器はどんどん新しいものが導入されますから、常に学びが必要です。
そのため単なる技術や知識だけではなく、救急医療に対してのやる気や向上心も持っていることが求められます。
そしてもう一つ重要となるのが、技術にも関わる体力です。
救急救命センターは夜だけではなく24時間稼働していますから日勤もあれば夜勤もあるので病棟勤務同様にシフト制になります。
ただし救急患者が多い場合には、交代の看護師が来て終業時刻になったから帰る、というわけにはいきません。
状況によってはご飯も食べられませんし、一瞬の気も抜けない状態が長時間続き疲労も蓄積します。
当然勤務時間も長くなりますから、体力がないと看護技術を十分に発揮することができないので、救急救命センターの看護師は体力も必要になるのですね。